頭に来てもアホとは戦うな!の感想。読む人を選ぶかも。

   

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田村耕太郎氏の「頭に来てもアホとは戦うな!」という本を読了。

2014年発刊の書籍ですが、再ブレイク中!?
本屋さんで平積みしていたので読んでみた。

奇天烈タイトルですが、著者は何冊も話題?作を出していたらしい。
バックグラウンドを何も知らずに、タイトルに惹かれて読んだのですが、結構面白かったのでその感想をば。

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読む人を選びます、たぶん

書籍を読む利点は、他人の頭の中から搾り取られたエッセンスをを格安で覗けることです。

・どんな考えなのか知りたい
・面白いストーリーに夢中になりたい
・お悩み解決してほしい
・新たな知識を吸収したい

色々な理由で書籍を手に取りますが、今回文章に共感する部分がありました。

私の感想は↓に記述するとして、読んでからAmazonレビューを見に行ったら、賛否両論の本でした。

好意的な評価としては、
・悩んでいたときにスッキリした
・ためになる話だった
・失敗例もあって共感した

批判的な評価としては
・結局は自分の経歴自慢になる
・自己満足
・愚痴を読まされている

といった感じ。

で、私が読んでみて思ったのは、自分の体験がまさに言語化されていた部分があり、共感したところもありつつ、24時間サラリーマンできますか?といった時代の本(ちょっと古いかな)にも感じられつつ。

以下が気になったところまとめ。

無頼派という今どき人気のない言葉を追い求めてた自分に気が付いた

頭に来てもアホとは戦うな!ですが、妙に自分の体験とマッチして言語化されていて、腑に落ちる所があったので紹介します。

「力にすり寄ることは汚いことか」「無頼派は楽だが損」

飄々と権力の中を泳ぎ回る人は、一見成功しそうに見えて、
最終的に損をするといったことが書いてありました。

権力闘争に巻き込まれたときの処世術(元政治家らしい視点!)が面白いなぁと。

私が働いていた部署で社内政治に巻き込まれ、結果負けた挙句に元上司はメンタルやられて休職、私も仕事を失った経験がありまして(笑)

無頼派って、今はまったく流行らない言葉かもしれませんが、
仙人になりたいとか飄々と生きたいという理想を追い求めていたのです、その時の自分は。
(阿佐田哲也の本は、嫁入りするときに持ってきましたからw)

脱線しちゃいましたが、理想としていたものが現実崩れ去った体験をすると、妙に「無頼派は損」というワードが気になりました。

余談ですが、現在連載中のホラー漫画家・伊藤潤二さんの「人間失格」(太宰治)
が妙にリアルで怖く、原作の魅力がたっぷりです。

画像で見るとこんなにも怖い話なのかw
(何度もマンガになっても、面白いと思って人間失格を気にしている時点で、無頼派に憧れている自分を発見します)

人世は不条理なものであることを認識せよ

書籍の前半は、アホとはどんな奴なのか、そのアホと戦っても仕方がない理由が書いてありましたが、
途中からアホ論と少し離れて展開されている気はします。

ただ、書籍のあちこちで、「人世は不条理なものであることを認識せよ」というメッセージがあり、
これはその通りだなぁと。

貴重な人生を他人にとらわれ過ぎず目的達成のために使う。
不条理なものであると認識していれば、最悪の出来事だと思えることもショックは少なくすむ。

個々のエピソードは、納得するものでした。

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まとめ

私は読んでいて面白いと思ったのですが、

文章全体としては自身の体験を交えつつもシニカルに書かれています。

ちなみに著書の中で、成功者はSNSを使わない、とありました。
(ここでブログに書こうとしている私はアホ類かもしれません)

こういう本に救いを求めている人は追い込まないほうがいい (P184)

こういった文章が中に出てきてこれを笑える人は、好きになるし、笑えない人は嫌なんだろうなぁと思います。

読んでいて不快になる場合もあるし、納得することもある本だと思います。

そういう意味で人を選ぶ本だなぁと思ました。

 - 日々思ったこと, 書籍