攻殻機動隊【実写映画版】の評価・感想は?字幕と吹き替えどっちがオススメ?
攻殻機動隊(ゴースト・イン・ザ・シェル)の実写映画を観ようかな~
と思う人は、おそらく何かしらアニメ映画やテレビシリーズを見たことが
あるのではないでしょうか?
私も御多分にもれず、「クゼ」という名前がでてきたら、
それが素子とどんな関係か思い出せる程度には見ています。
実写版ってどうなんだろうね~?なんて思いながら見てきました。
だって、荒巻課長がビートたけしですよ?
しかもハリウッド映画なのに日本語しかしゃべらないんですよ?
見終わった感想は、
「いや~、実写版でもフツーに面白かった。オマージュ感半端ないなぁ」ですね。
公開されたばかりなので、なるべくストーリーネタバレなしで感想書いてみたいと思います!
攻殻機動隊【実写映画版】の評価・感想!随所にあるオマージュを楽しめた!
ということで、攻殻機動隊(ゴースト・イン・ザ・シェル)の実写映画版なんですが、
原作があるものは、先入観なく見ようとしても、前の作品のイメージが付いて回りますよね。
評価・感想は?なんて見出しをつけてしまいましたが、私は普通に楽しめました。
オリジナルストーリーなのですが、人物の世界観は、後述の荒巻(たけし)を除いて「まんま」な感じ。
随所にちりばめられた原作そっくりシーン(オマージュ?)もたくさんあり、たとえば
・お手伝いロボットがイキナリ襲い掛かる(そして人間の関節の動きじゃない恐怖の動き!)
・ロボットの手(パソコンのキーボードを、10本以上の指がガチャガチャするやつ)
・雑居ビルに囲まれた水たまりで、光学迷彩の少佐が敵を叩きのめす!
・ビル屋上から落下しながら光学迷彩をつける少佐 などなど。
予告編を見て気になっていた、
若干「ずん胴」になった少佐(スカーレットヨハンソン)のアクションはどうなんだ?とか、
日本じゃなくて香港やん・・・といった実写版の世界観なんですが、
近未来&電脳が発達した世界をこういう風に表現するんだ!と映像としても楽しめました。
攻殻機動隊【実写映画版】は字幕と吹き替えどっちがオススメ?
今回、私が見たのは「字幕版」
ですが、字幕と、オリジナル声優が吹き替えているバージョンと、どっちがオススメか
考えてみたいと思います。
実はビートたけしのみならず桃井かおりが登場するのですが、
なぜか片方日本語で、片方は英語。
ここだけちょっぴり違和感を感じました。
字幕版では、課長が日本語でしゃべっているときに英語字幕がついています。
部下たちはほぼ電脳化・サイボーグ化されているから、勝手にトランスレーションされて
言葉の壁はないだろう(そういう事にしよう)と納得しました、
・・・・が、桃井かおりが出てきて英語でしゃべったときに、
あれれ?やっぱり日本語喋るのは荒巻だけ?
と、若干ですが違和感を感じてしまいました。
(人込みとか背景のセリフとかで日本語はありましたね)
あと、「素子」って発音が英語圏の人たちにはつらそうでしたね。
ということで、荒巻の日本語がどうしても気になりそうな方、
オリジナルアニメの声で違和感なく見たい方は、
最初から吹き替え版でもいいかもなぁなんて思ったりします。
というか、荒巻課長が(ビートたけし)が強烈だったんです。
荒巻(ビートたけし)はあの映画そっくり?
実写の映画版は、荒巻課長がちょい役ではなく
結構ストーリーに食い込んで来てました。
原作だと、実働部隊の少佐以下に任せて随所で締めるボスって感じです。
実写映画版も基本路線に忠実なんですが、
まんま北野武監督作品そっくりに活躍してました。
真っ先に思い浮かびましたよ~、
「ア・ウ・ト・レ・イ・ジやん!!」
・・・・これだけは言いたかった。
この配役を決めたからそういうシーンが加わったのか、あえて狙ったのかはわかりませんが、
「ニヤリ」と不敵に笑いドンパチする姿があの映画そっくりでした。
攻殻機動隊【実写映画版】タチコマはいるの?しゃべる?
攻殻機動隊(ゴースト・イン・ザ・シェル)
を面白くしているキーワードはいくつもありますよね。
義体化
電脳(サイバー)世界
ゴースト
光学迷彩
あとは、タチコマです!!(笑)
休みだからってダラダラしてたらタチコマから怒られる#タチコマ pic.twitter.com/wUPa0wXARK
— どろ(泥子 幸繁) (@mai_doro) 2017年4月3日
実写版の映画にタチコマがいるの?と気になっている人も多いんじゃないでしょうか?
・・・結論から言うと、実写映画版では
残念ながら青いロボットが可愛くしゃべってはくれませんでした。
まぁ、素子の過去を探る旅って感じなので、
まだ開発前だったんですよ、きっと。
まとめ 原作ファンでも楽しめます!
ということで、実写版の映画も、
楽しめたので感想を色々書いてみました。
原作ファンでも違和感なく楽しめると個人的には思ってます。
攻殻のコア部分は、
ゴーストとは何か?
義体化した人間は、機械か人間か?
といった部分だと思っているので、
ソコが大きく外れなければ多少の設定は気にならずに楽しめます。
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神山アニメの制作も決まったようで、しばらくはまた
”ゴースト”の世界にハマれそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。