3月のライオン(映画)の感想・評価は不評なの?ラスト改悪?
3月のライオンの前編・後編を見てきたので、感想をまとめました。
後編はオリジナルな脚本&ストーリーでしたが、先が読めないドキドキと
主人公桐山零(神木隆之介)の成長物語としての爽やかな最後がすっきりとしてて、
面白かったですよ!!この2か月で大作映画をいくつか見ましたが、その中でもかなり上位に印象に残る映画でした。
という事で3月のライオン前・後編の感想です。
3月のライオン(映画)の感想・評価は不評or面白い?かなり上位でしょ!
2月~4月は、何かから現実逃避したい衝動にかられ、映画を見まくりました。
相棒Ⅳに始まり、ラ・ラ・ランド、ムーンライト・攻殻機動隊・美女と野獣
そして3月のライオン×2編。
人生で、短い期間の間にこんなにも映画を見たのは、神木隆之介さんが声をあてたサマーウォーズを映画館で3回見たとき以来です。君の名はのタキくんも神木隆之介さんですが、サマーウォーズの「よろしくお願いしま~す!」という声の印象が強すぎて忘れられません。
君の名は。はディープでドロドロの恋愛を見聞きし薄汚れてしまった30代のオバサンには眩しすぎました。なので1回しか見ていません。
3月のライオンの後編は、神木隆之介さん演じる桐山零くんの成長物語。
前編の見どころは、佐々木蔵之介さん演じるとの対局。勝ったら因縁の後藤(伊藤英明)と対戦だ!と目の前の敵をなめてケチョンケチョンにされてしまうという話。盤上で初めて目を合わせた「やっと見たか」というシーンが印象的。
公開から2週間ぐらいですが、美女と野獣が2週連続1位らしいので、陰に隠れているのは残念ですね。
3月のライオン後編は清原果耶ちゃんの演技が良かった!
3月のライオンは、将棋の対局パートと、桐山零と和菓子屋さん三日月堂の家族の話が並行して語られます。
三日月堂は一見ほんわかした幸せそうな3姉妹がいますが、
お父さんが曲者で、そして次女ひなたは、学校でいじめっ子をかばったばっかりに自分がイジメの対象になってしまう。
結構ひどいんですよね・・・。
ひなた演じる清原果耶ちゃんの「私は間違ってない!!!」といじめに真正面から向き合っているシーンが
良かったです。
ボロボロになりながら、でも私は後悔しないと涙ながらいうシーンで主人公も救われるのですが、
見ているこっちも、ぐっとくるものがありました。
義理の姉役の有村架純さんも、朝ドラとは全然違う「オンナ」の顔を見せてくれるし、
三日月堂の長女あかり役の倉科カナさんは、ホッコリ優しい女性役がハマっていたし。
将棋のシーンのピリピリした男性陣の緊張感と女性がたくさん出てくるパートの対比が面白かったと思います。
3月のライオン後編の感想!ラストは改悪?
すでに公開から日がたっているので少しネタバレしますが、
後編の割と早い段階からオリジナルストーリーに入っていきます。
特に「3月のライオン」の後編は、因縁の後藤と桐山零君の対決が素晴らしかった。
対局中の緊張感が見ているこっちにも伝わってくる迫力。
そして、桐山君のもがき苦しみながら出した1手が勝敗を分けていくシーン。
あまり音も動きもないのに、ピリピリとした緊張感が漂ってきました。
ラストシーンは宗谷名人との対決が始まるという所で終わりますが、これが
改悪か?なんで言われているようですね。
個人的には、原作がまだ未完でもあるし、桐山零の成長ストーリーという一本筋が通ってた気がするので、全然アリだと思いました。
神木隆之介さんの声以外の演技ってあまり見たことがなかったのですが、後編は内面がよくわかってよかったですし。
映画で見て損した気持ちにはならなかったですね。
神木隆之介さんは、ジョジョの実写版でも広瀬康一君役があるので、
こちらもマンガの実写版ですが見たいなぁと思うくらいには楽しめました。
次の映画を何にしようか、迷っているんですが、
パイレーツ・オブ・カリビアンとジョジョかなぁと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。