成田美名子作品オススメベスト5選!短編集・デビュー作も面白いんよ

2018年10月12日

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少女マンガ家ならだれが好き?っていう質問を受けて、一番最初に浮かぶのが成田美名子さんです。

最初に興味を持ったきっかけは叔母が読んでいたマンガを譲り受けたから。

だから世代としては、ガチで読んでいた80年代に学生だった人よりもブログ主は下の世代になると思います。

そんなわけで、周囲の友達に知っている人が少ないのが残念

連載中の能マンガ「花よりも花の如く」が始まってから、能楽堂に能を見に行ったりもするぐらい好きなんですよね。

ということで

成田美名子作品オススメベスト5選。短編集・デビュー作品まで見て勝手にランキングしてみました。

デビュー作の短編もちゃっかり集めてます。
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5位:ALEXANDRITE(アレクサンドライト)

NYを舞台に、学生主人公アレックス・レヴァインの楽しい学園生活?と自分のルーツを探る度。

いきなり5位にしましたが、CIPHERシリーズの続編となり、前のシリーズと登場人物が被っています。

続編としても楽しめる漫画ですが、全体的に明るく、コメディのように笑ってしまうようなストーリーもあり読んでいて楽しくなる漫画です。

人種のるつぼNYが舞台で、アメリカンじゃない自分のルーツ(父親がギリシャ人)との接点を探って奔走するという話が好き。

4位:NATURAL(ナチュラル)

NATURALはペルーからやってきた男のコ・ミゲール(高校生)とその友達、彼の姉を中心にストーリーが進んでいきます。

成田作品は、主人公が人間関係や生活のちょっとしたシーンで悩み、色々成長していくのが特徴です。

誘拐事件あり、ペルーでの過去が少しヘビーな内容だったりしますが、ちゃんとハッピーになれます。

神社のしきたりの話や、バスケの話、お能、弓道だったりコアでマニアックな部分が詳しく載っていて面白いです。

登場人物がワールドワイドなんですが、舞台がNYだろうとペルーだろうと、人との関係において悩んだりすることきに場所や人種は関係ないでしょ、みたいな思想が根底にあると思います。

3位:エイリアン通り(ストリート)

80年代最初のヒット作品となるのでしょうか。

フランスからの留学生が、居候始めた先が、豪邸で済んでいる美少年の家で、謎の少年という話。

アメリカ西海岸が舞台の比較的明るい学園ものに感じますが、メインキャラは全員アメリカンではないのは意図的なのでしょうね。

そして、成田作品に恋愛系の話はほとんどない。

人 VS 人

人との対話みたいなところがあって、留学生君と富豪の美少年(心に傷を抱えた系?)との友情とか、距離感をどう縮めていくのか丁寧に進んでいく感じ。

2位:花よりも花の如く

NATURALのスピンオフから派生したマンガ。

NATURALの登場人物も出てきますが、独立して「花よりも花の如く」を読んでも大丈夫です。

若手能楽師が一人前になるまでの能の世界の裏側だとか人との関わりを描いた作品。

能楽堂に足を運んだりするぐらいにハマった作品です。

1つのストーリーに何かしら能のストーリーも1つ絡んでいて、読み進めるうちに実際に能楽堂に行ってみたい!と、水道橋や、今は銀座に移転した(移転前は渋谷)能楽堂に度々訪れるようになりました。

実際、道成寺と葵上という能では超有名どころの演目を見て、ブワっと鳥肌がたつぐらい感動しまして。

どちらも、怨霊が襲ってくる話で怖いんですよね。そしてリアルに能面が喋ってるみたいで、幽玄の世界を垣間見た気がww

もちろん、主人公・ケント君の成長物語でもあり、前向きになれる作品です(連載中ですが)

お気に入りです。

1位:CIPHER

私が最初にハマった作品です。作者の代表作ではないでしょうか。

NYを舞台にしたストーリーで有名な俳優である双子(サイファとシヴァ)と、その双子の秘密を知ってしまった少女(というか高校生)の話。

「エデンの東」という旧約聖書カインとアベルを題材にしたジョン・スタインベックの小説が要所要所でポイントとなります。

エデンの東のストーリ同様に、父親を亡くした兄弟が、自分たちの思いとは裏腹にすれ違っていく様子が、実に切ない。

偶然が重なったとして、意図せずに人を傷つけてしまったら、人はどうすればいいんでしょうね?

そういえば、大学生になって授業で聖書を読んだとき真っ先にカインとアベルを探したなぁ~。

あと、インド旅行でシヴァの置物を購入したりとか。

絶対マンガに影響されてるw

ハマった時期がバッチリ思春期だったこともあり、色々考えさせられました。感慨深いマンガです。

思い出補正もあり第1位です。

番外編:短編集・デビュー作も面白いんよ

番外編は、「天(そら)の神話・地の神話」

文庫バージョンには、デビュー作も収録した短編集9作品が収録されてます。

表題作だけでなく、短編だけど関連ストーリーが連なっているものもアリ。

超常現象系?のもあり。SFもあり。学園ものもあり。

人との関わりを丁寧に描くことを初期のころからテーマにされてたんだな~ってわかる短編集です。

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まとめ

少女マンガ家さんでイチオシなんですが、周囲はあまり知らなくて。

いつの間にか成田美名子作品は文庫ばかりになりましたしね。

本当は1番に推したいのに一からだと説明が長くなって歯がゆいんです。

 

ここで話せてスッキリ。

切ない系マンガでもそれぞれの作品なりに前向きに終われるので、悲劇ではないです。

むしろ明るくなれる。

昭和の作品というイメージ多いですが、現在進行中のマンガもおもしろいのでオススメですよ。